甘い夜の過ごし方~小悪魔なアイツ~



履いていたヒールを脱ぎ、お座敷に座ると田中君がビールを片手に持ち横に座った。


「え~葉月さんが来た事なんで今から城崎君の歓迎会を始めます。葉月さん一言お願いします」


私が?


お酒も入ってないし、どう言えばいいの?


ブツブツとスカートの端を掴み目の前にあるグラスにビールを注ぎながら天井を見つめた。



「あの……葉月さん?」



城崎くんは、数時間前、私を脅した挙句、頬にキスをして逃げていったのよ!


・・・何だかモヤモヤする。



「葉月さんに代わってオレが一言」



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