Fake love(1)~社長とヒミツの結婚契約書~
自然体か・・・


お婆様達と過ごす時は気が抜けず、常に緊張感と背中合わせ。


でも、瀬川とは違う。彼とはずっと…


「瀬川の好きな女性のタイプってどんなタイプなの?」


「・・・」

瀬川は無言で答えなかった。


「ほら、お嬢様…ポテトは温かい間にお召上がり下さい」



「瀬川…私の質問に答えて」


「そんなコト訊かれても…困ります」



初めて見せる瀬川の困惑気味の顔。


私はそれ以上は強く言えなかった。


彼はあくまでも世話役。


執事とお嬢様の関係は不変で、恋愛に発展する可能性は極めて低い。


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