別世界。
そりゃそうだ。
だって私の後ろが学校の玄関なんだ……















「ニャー」
って後ろ、猫。
しかも、







違うじゃん。



じゃなんで?










そんなことを考えている内に遂に5人は私のところへと来て立ち止まった。





「こんにちは‼」
「君が今日から特待優等生の仲間になる美月ちゃんだね?」
「よろしくな。」



「おーい。どうした。どこ見てる。」






え、





ちょっと待て、







なになになに?特待優等生って?





しかも「仲間」って、あり得ない。
何でこの5人と並ばなきゃいけないの?






あーあ。どうなってんだかもうわかんなーい。
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