別世界。
って、こんなぼーっとしてる場合じゃないな。





「あのぅ……、私よく分からないんですが、えーっとそのぅ、まず、特待ゆーとうせー?って人違いって言うか、確かに私の名前は美月ですけど、他の人じゃないですかねぇ…んーとまず第一私何も聞いてないし、その特待なんちゃらが何なのかまず分からないです。あと、あなたがたは一体何者ですか?」







「………っ」








「ぶはっははっははっ!!」







ん?何なんだ?この変な笑い方は。






「まぁまずは、君が特待優等生であることは間違いないみたいだったから安心したよ。あと細かいことは後で話すよ。とりあえず、入学、おめでとう‼」
「教室まで、行こー!!」







えーー、ちょちょちょい、まってよ。
といってもこの様子じゃなぁ。無理だ。









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