続*俺様王子とキケンな契約!?






体育祭が1週間後に迫ると6限目は種目の練習をする時間になり生徒たちは心なしか嬉しそうだ。



この日は個人種目の練習であたしは二人三脚の補欠として一応練習に参加することになっていた。


体操服に着替え理沙と運動場に出ると1年生の子たちが既に集まっていた。



あたしたちのクラスは3-A

縦割りクラスだから2-Aと1-Aが同じ団のチームだ。


順番に並んでいると理沙の隣に顔立ちの整った男の子が走ってやって来た。



「理沙センパーイ!!」


明るい髪色の男の子は理沙を見るとにっこりと笑う。


その男の子を一目見た理沙ははぁとため息をついて苦笑い。


「俊太…まさかあんたがあたしのペア?」



「そーっす!無茶言って理沙センパイと一緒にしてもらいました!よろしくお願いしますっ!」



笑顔をキラキラさせて言う男の子。


お互い名前を知ってるってことは知り合いなのかな?





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