一番嫌いなアイツは彼女持ち





「ん…」




ぼぉ、と景色が目に映る。




自分のいつもの部屋だった。





ゆっくりと身体を起こすと、だるさが広がる。





「何あれ…」




写真立てが奇妙なことに、伏せてある。




窓は締め切って、エアコンをつけてるし…。





(空き巣とか…はないか)




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