あの子の人形



【水瀬杏子said】


キンコーンカンコーン。


1時間目の終わりを告げるチャイムが鳴った。


神田さん達はあの後、教室には戻ってこなかった。


……神田さん達、どうしてるんだろう。


ガラ。


教室のドアが勢いよく開いた。


ドアを開けたのは神田さんだった。


倉木さんと山西さんもいる。


神田さん達は私のほうに向かって歩いてきた。


みんな、その光景を見てシーンとなった。


「水瀬さん」


名前を呼ばれ、ビクッと驚きつつも神田さんのほうを見る。



< 16 / 26 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop