お姫様の苦悩。
『....顔っ、顔近い..』
「んー、わざと。」
「なにしてんの。」
この声は....透!!!
声のした方に視線を向けると、教室の扉の近くに透が不機嫌そうな顔をして立っていた。
『と...透っ!!』
こんなキスできる距離まで顔を近付けられたとこ見られたら、透に誤解される。
「なあ、芽依。キスするんじゃなかったのかよ?」
『しませっ、...「おい、芽依から離れろ。」』
透があたしを後ろから抱き締めて、愛司彼方から離してくれた。