悪夢の少女
王子に起こること

ーガチャ

ゆっくりとドアをあけて玄関に入った。

たった一日だけなのになぜか懐かしく感じる。

自分の部屋に入り、カバンからフォレシングドリームを取り出す。

そしてそれをコップに入れて、ペットボトルに入っていた水でゆっくりと溶かした。

私はそれを少しずつ飲み込み、ベッドに寝転がった。

…あいつにこれから起ることを、見せてください…

心でそう願うと水色の光が私を包んだ。

そのまま私は目をつぶり、眠りにおちた。

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