悪夢の少女
あの夢をみてから1週間はたっただろうか。
私は学校でも、家でも、ただただボーっとしていた。
なにも考えることができなかった。
いや。
考えることが、怖かった。
自分が普通の人を殺すなんて…
考えたくもなかったから。
いつまでこんな意味のない日々が続くんだろう。
でもずっとこのままでいい気もしてきた。
なにも考えなければ、青山を殺さなくて済むから。
あいつともう関わらなければ…
恨むことも、ないから。
でも現実は厳しい。
私があいつを守らなければ、
あいつは魔物に狙われる。
襲われる。
殺される。
それから守らなければいけないからだ。
あいつはまだなにもしらない。