悪夢の少女

あの夢をみてから1週間はたっただろうか。

私は学校でも、家でも、ただただボーっとしていた。

なにも考えることができなかった。

いや。

考えることが、怖かった。

自分が普通の人を殺すなんて…

考えたくもなかったから。

いつまでこんな意味のない日々が続くんだろう。

でもずっとこのままでいい気もしてきた。

なにも考えなければ、青山を殺さなくて済むから。

あいつともう関わらなければ…

恨むことも、ないから。

でも現実は厳しい。

私があいつを守らなければ、

あいつは魔物に狙われる。

襲われる。

殺される。

それから守らなければいけないからだ。

あいつはまだなにもしらない。
< 21 / 388 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop