悪夢の少女

「そうよ。

でも、国は滅んでしまったけれど

住人は、銀以外助かったわ。

先に避難してもらったから。」

…え…じゃあ…

「…仲間はまだいっぱいいるって…こと…」

ボソッと呟いた。

「えぇ。そうよ。

どこにいるかは分からないけれど…」

お母さんと話していたら

命の花が激しく光り始めた。

「あらいけない。

長話がすぎたわ。

早く、走ってあの洞窟に走りなさい。

その光が途切れたらあなたはもう元の世界には戻れない。

さぁ、早く!!!!

お母さんはずっと見ているから!!!!」

「…うん。

ありがとう、お母さん。」

私はお礼だけ言うと

振り返ることなく洞窟に走って行った。
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