悪夢の少女
「…り…ルリ…」
大好きな人の声が遠くでする。
「ルリ…ルリ…」
その声はだんだんと近くなっていく。
「ルリ!!!!!」
ーガバッ
瑠李の声がして私は飛び起きた。
ーズキン
体中が痛み、私は再び横になった。
「ルリ…よかった…」
瑠李が優しく抱きしめてきた。
「…ここは。」
「病院だ。」
すぐ隣からお父さんの声がした。
「…病院?」
「あぁ。
悪魔が体から離れてからずっと意識を失っていたから、
救急車で運んでもらったんだ。」
「…そんなことして…
私達一族の模様とかは…
ばれなかったの?」