悪夢の少女
「また、なんかあったら教えてくれよな。
相談でもなんでもいいから。」
…ほんとお人好しだな…こいつ。
「…お前に相談するほど私は弱くない。
バカにするな。」
「すまん、じゃあまたな!」
あいつはそう言って颯爽と私の家から出て行った。
…やっとうるさいのが消えた…
…なんだ?嬉しいハズなのに少し淋しいような…
私はそんな考えを頭をブンブンふってかき消した。
…今日はなんかおかしいな…風邪で弱ってるだけだ。今夜は早く寝よう。
ため息をつくと自分のベッドへダイブし、そのまま眠ってしまった。