らす恋ーLAST LOVE

近づいてきたのは2人

でも私が見ているのは1人

その人が話しかけたのは私たち2人？？

それとも私1人？？

どうしてだろ、、かなに話しかけにきたかもなのに

夢の人が私に話しかけてるようにしか思えない

その笑顔は2人に向いたもの？？

「なんか、オブジェに座ってるの見えたんで…」

夢の人がおかしそうに笑う

黒くやけた肌にすらっとした身長

「あ、ここ座っちゃダメでした？？やっぱ！すみません！>_<」

「いや、どーかな？笑」

夢の人は隣にいた人に首を傾げた

やっとここでもう一人の人を認識した

かな側にたってる人は

やっぱ肌黒くて夢の人とおんなじくらい細身だった

「大丈夫だよ、、たぶん」

かな側に立ってる人は頷いてみせた

「どこの高校なの？？」

夢の人が首を傾げた

かなをチラリと横目で見ると人見知りが少しあるかなは答える気0のようだった

「菊高です」

私が答えると夢の人は

あー菊ねーってかんじに頷いた

「あ、そちらは？」

今度はかなに聞いているようだ

「協彩高校です」

かなが答えると、うーん。と考えこんだ

「協彩…お前知ってる？」

どうやらかなの高校がわからないらしい

えー、春日から近いのに笑笑

そう、菊なんかより協彩のが春日からぜんぜん近いのだ

「協彩…んー…あ、あぁ！この間試合やったとこだよたぶん！」

かな側に立った人はどうやらわかったようだが

夢の人は……

「あはは〜ぜーんぜんわかんねー笑笑笑」

わかんないらしー笑笑

てゆーか試合ってさっき言ったよね…何部かな？？

なーんて思ったのが通じたわけでもないのに

「部活は？？」

って質問だった笑

「吹部です(￣ー￣)」

また私から答える

「あー！めちゃそんなかんじー！笑」

本当に思ってんのかー笑ってほど納得したような声を出した夢の人に私までつられて笑ってしまった

「楽器はー？？」

「ホルンでーす」

「あ、あのぐるぐるしたやつ？？笑」

「そー笑笑ぐるぐるしたやつ笑」

ホルンと聞いた瞬間に人差し指でぐるぐると円をかいた夢の人に頷きながら私も人差し指でぐるぐると円をかいた

すると今度はかなの方を見る

「あ、えと、軽音です」

「え？軽音？すげー！笑ギターとか？？」

かなは私をチラ見した

そー、私もまだかなの軽音の楽器を知らないのだ

だって教えてくんないんだもん。。笑

かなはちょっと笑うと

「ドラムです」

といつもねようにヘラッと答え…って…

「へードラ「ドラムー！？！？」

夢の人の声を遮った私

何故かって？？何故かって？？

正解は！

次話に続く〜笑笑

変な場所できってごめんなさーい！笑