憂鬱なソネット
ーーー国際電話?
ーーー時差?
チャペルにいた全員の頭の上に、大きなクエスチョンマークが浮かぶのが見える気がする。
「………どういうこと?
ちょっと待って、寅吉、旅って………海外に行ってたの?」
「うん、ちょっとアフリカまで」
「はぁっ!?」
アフリカ!? とあたしは目を剥く。
なんとなく、勝手に国内旅行だと思っていたのだ。
まさか海外旅行に行っていたなんて。
しかも、アフリカって………遠いな!!
「なんでまたアフリカに………」
呆然としたままそう訊ねると、寅吉はなぜか頬を紅く染め、恥ずかしそうに俯いた。
わけがわからない。
「ちょっと、なんなのよ」
「いや、うん………実は」
寅吉は「えへへ」と照れ笑いを浮かべて、ぼろぼろに擦り切れたジーンズのポケットに右手を突っ込んだ。
ーーー時差?
チャペルにいた全員の頭の上に、大きなクエスチョンマークが浮かぶのが見える気がする。
「………どういうこと?
ちょっと待って、寅吉、旅って………海外に行ってたの?」
「うん、ちょっとアフリカまで」
「はぁっ!?」
アフリカ!? とあたしは目を剥く。
なんとなく、勝手に国内旅行だと思っていたのだ。
まさか海外旅行に行っていたなんて。
しかも、アフリカって………遠いな!!
「なんでまたアフリカに………」
呆然としたままそう訊ねると、寅吉はなぜか頬を紅く染め、恥ずかしそうに俯いた。
わけがわからない。
「ちょっと、なんなのよ」
「いや、うん………実は」
寅吉は「えへへ」と照れ笑いを浮かべて、ぼろぼろに擦り切れたジーンズのポケットに右手を突っ込んだ。