憂鬱なソネット
ガラスの破片、しかも一欠片のみ。
謎だ………と心の中で首を傾げていると。
「え、それ、もしかして………」
横から顔を覗かせた巧が、驚いたような声を上げた。
「まさか、ダイヤモンドの原石ですか!?」
巧の言葉にあたしは目を丸くする。
何を言い出したんだろう、この弟は?
ダイヤモンドの原石?
このガラスの破片にしか見えない曇った石が?
いやぁ、ないない。
と思った矢先。
「うん、そうだよ」
寅吉が当たり前のように頷く。
あたしは耳を疑った。
「え………なに、ダイヤモンド!?」
ひっくり返りそうなほどに驚くあたしに向かって、寅吉はやっぱり平然とした様子で、「うん、そうだよ」と繰り返した。
謎だ………と心の中で首を傾げていると。
「え、それ、もしかして………」
横から顔を覗かせた巧が、驚いたような声を上げた。
「まさか、ダイヤモンドの原石ですか!?」
巧の言葉にあたしは目を丸くする。
何を言い出したんだろう、この弟は?
ダイヤモンドの原石?
このガラスの破片にしか見えない曇った石が?
いやぁ、ないない。
と思った矢先。
「うん、そうだよ」
寅吉が当たり前のように頷く。
あたしは耳を疑った。
「え………なに、ダイヤモンド!?」
ひっくり返りそうなほどに驚くあたしに向かって、寅吉はやっぱり平然とした様子で、「うん、そうだよ」と繰り返した。