憂鬱なソネット
「まぁまぁ、玄関で立ち話もなんですから……。
そこじゃ寒いでしょう。
とりあえず、上がってください」
「あ、はい、失礼します!」
寅吉がわたわたしながら脱いだ靴を見て、あたしはまた噴き出しそうになる。
だって、スーツ着てるくせに、靴はスニーカーなんだもん!!
詰めが甘いというか、なんというか……。
さすが寅吉。
それにしても、スーツなんて持ってたんだな。
そんなことを考えつつ、あたしは寅吉と一緒にリビングに向かった。
そこじゃ寒いでしょう。
とりあえず、上がってください」
「あ、はい、失礼します!」
寅吉がわたわたしながら脱いだ靴を見て、あたしはまた噴き出しそうになる。
だって、スーツ着てるくせに、靴はスニーカーなんだもん!!
詰めが甘いというか、なんというか……。
さすが寅吉。
それにしても、スーツなんて持ってたんだな。
そんなことを考えつつ、あたしは寅吉と一緒にリビングに向かった。