この思いを迷宮に捧ぐ

提案に見えても命令だ。
坡留の立場は、当然翠より下ではあるが、若くともずっと千砂のそばで彼女を支えた盟友だ。

その坡留がそう言うなら、自分は千砂のそばにいない方がいい。


「...母をうまく言いくるめてくれるなら」

坡留は黙って頷いた。

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