黒うさぎからの招待状
「ジェームスさん、来るのか?」
賢也が、エイミーを警戒しながらもアタシに聞いた。
「そうみたい。」
「来れるのか?」
「ダニエルと、エレナさんとですれば大丈夫らしいよ。」
「そうか。」
「あと、あまりエイミーを刺激しないようにだって。」
「分かった。」
「ジェームスガ来ルノカ?」
エイミーが無表情で言った。
「そう。貴女の友達のジェームスが来る。ダニエルも。」
「ジェームストダニエルカ…。…懐カシイナ。」
「ねぇ…。林檎と話させてよ。」
アタシは意を決して言った。
「何故ダ?」
「ただ…、話がしたいだけ。」
「…イイダロウ。5分ダ。」
「分かった。」
それからしばらくして、林檎の声が聞こえた。
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