黒うさぎからの招待状
「エイミー。悪いが、俺はジェームスにつく。」
ダニエルが、拳銃を片手に、ジェームスさんの隣に立った。
「ダニエル、挨拶モナシカ?」
「お前なんかに、誰が挨拶するかよ。」
「変ワッテナイナ。」
「そりゃどーも。…お前は変わったな。昔の面影すらねぇ。なにがあった?」
「何故、話ス必要ガアル?」
「話したくねぇならいい。でもな…。」
ダニエルは、拳銃を握り直した。
「お前のした事を許す訳にはいかねぇんだよ。」
「殺セルモノナラ殺シテミロ。」
「……上等だ。」
―バァン!
ダニエルの低い声と共に、銃声が響いた。
「ダニエルッ!!」
アタシはダニエルの持っていた拳銃を取り上げた。
「珠璃、何すんだよ!返せ!」
「嫌!なんで撃つの?!」
「仕方ねぇだろ!」
「信じらんない!ひどい…!林檎なんだよ…?体は…、林檎の体なんだよ…?アタシの…親友…なんだよ…?」
涙が溢れ出た。
「だからなんだよ!」
「…!……てい…。」
「あ?」
「最低!」
アタシはそう叫ぶと、銃口を、ダニエルの腹にあてた。
< 260 / 300 >

この作品をシェア

pagetop