黒うさぎからの招待状
「エイミー、久しぶりだね。今度は一体、誰の皮を被ってるんだい?」
ジェームスさんが、落ち着き払って言った。
「今度ハ人ジャナイ。私ガ造ッタ玩具ダ。」
「いい加減、その話し方やめたら?」
「何故ダ?」
「男みたい。」
「ソンナモノ知ルカ。私ノ勝手ダ。」
「荒らすのも君の勝手だ、とでも?」
「ソウダ。ジェームス、オ前ニ私ヲドウコウスル権利ハナイ。」
「……調子乗ってると…、」
ジェームスさんは、ポケットをあさり、あるモノを取り出した。
―カチッ…
「殺すよ?」
ジェームスさんが取り出したのは、拳銃だった。
ジェームスさんは、今までにないほど、殺気に満ちていた。
「コノ私ヲ殺セルトデモ思ッテイルノカ?」
「悪いけど。これ以上、君の好き勝手にはさせないよ。」
「フン。ドウダカ…。」
「暴れるつもり?」
「サアナ。」
「ここから、今すぐ出ていってくれ。」
「ソンナモノニ、私ガ応ジルト?」
「だろうな。」
しばらく、ジェームスさんとエイミーの間には、嫌な空気が流れていた。
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