黒うさぎからの招待状
「コレハ人間ジャナイカラナ。」
「作った物だから…?」
「私ハ不死身ダ。」
「血…出てるじゃん…。」
「血位出サネバ怪シイダロウ。リアリティニ欠ケル。」
「お前…、こんな子供にまで焼印つけたのか?!」
ダニエルが、ソフィーのお腹を見ながら言った。
見ると、そこには痛々しい星の焼印が付いていた。
「うわっ…!痛そう…。」
「繋ギ止メテオク鎖ノヨウナ物ダカラナ。」
「鎖…?ねぇ、鎖ってどういう意味…?」
アタシはダニエルに聞いたが、教えてくれなかった。
アタシはその内分かるだろうと、首を引っ込めた。
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