黒うさぎからの招待状
「珠璃?大丈夫か?」

「む、り…。賢也…。ジェームスさん、呼んで…!」

「わ、分かった!ジェームスさん!珠璃がっ!!」


賢也がジェームスさんを呼んでくれた。すると、すぐにジェームスさんが来た。
周りもアタシの様子に気が付いたのか、困惑したような表情を浮かべていた。


「珠璃?聞こえる?」

「っ…」


アタシは痛みをこらえ、一度だけ、頷いた。頭がズキッと痛んだ。
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