黒うさぎからの招待状
「大丈夫だから!今までにもあったんだ。でもみんな大丈夫だったから!向こうに着いたら治まるからね?珠璃、聞こえるなら返事して!」
「大丈夫、です…」
「珠璃さん。これをお飲み下さい。楽になりますわ。ただの痛み止めですから…」
エレナさんが、白い錠剤を3粒アタシに差し出した。
それを受け取ろうと、腕を伸ばした瞬間、これまでに無いほど、強烈な痛みがアタシを襲った。
まるで、薬を飲むのを拒むように。
「っ…!」
アタシは前に倒れこんだ。それを間一髪、エレナさんが受け止めた。錠剤が辺りに散らばる音がした。
そしてそのまま、意識を手放した。
「大丈夫、です…」
「珠璃さん。これをお飲み下さい。楽になりますわ。ただの痛み止めですから…」
エレナさんが、白い錠剤を3粒アタシに差し出した。
それを受け取ろうと、腕を伸ばした瞬間、これまでに無いほど、強烈な痛みがアタシを襲った。
まるで、薬を飲むのを拒むように。
「っ…!」
アタシは前に倒れこんだ。それを間一髪、エレナさんが受け止めた。錠剤が辺りに散らばる音がした。
そしてそのまま、意識を手放した。