黒うさぎからの招待状
「う、ん…」


アタシは気がつくと、ベッドの上に寝転んでいた。


「あっ!珠璃!ジェームスさんっ!珠璃が目ぇ覚ましました!」


突然の声に横を見ると、賢也が椅子に座っていた。
辺りは真っ暗…というより、真っ黒の世界だった。


「本当っ!?」


しばらくして、ジェームスさんが飛んで来た。アタシを気遣ってか、ドアはゆっくりと開いた。
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