吸血鬼少女と孤独な少年〜魔法学園編〜


「おー!優やったじゃん!」



「頑張って」



ローズ先生の話を聞いていた双子の咲と夜から応援される




頑張れと言われても...って感じかな




立花さんの強さを目の当たりにしてそう思った




それに...昨日の件もあるし、、、
こんな化け物は相手にして貰えないかもしれない





けど、それ以前に僕が...本気で戦えないから




そっと制服の下に隠れてる包帯に触れる




ぴりっとした痛みが全身に走り、思わず顔をしかめる




その様子を見た咲と夜に大丈夫?と心配されてしまった




僕は大丈夫だよと一言答えて、観客席の下を見下ろす




立花さんはもう移動したからか、その場にはいなかった



優 side end
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