彼は未来人
あたしとみりは、日向のところへ向かう。
日向は、キョトンとした顔でこっちを見た。
「なに?どうしたの?」
「言わなかったよ??」
「あぁ、まだだったの?」
日向は余裕な顔をした。
陽太もなにも驚いていなかった。
「多分そろそろ戻ってくるよ?」
「へぇ、日向なんか小細工したろ?」
「うん。」
すると、ちょうどいいタイミングで担任が戻ってきた。
「あ、来た。」
「忘れてた!朝決まったんだが、体育はEとF合同になって、クラス対抗リレーやるぞ!」
クラスのみんなは、えーっと残念がる人や嬉しいのかおーっという人もいた。
「すごい……ほんとに言った。」
「思い出しながら言うって事も念を込めて入れといたからさ」
「日向は俺と違って、心の中でつぶやいたことも現実になるんだもんな。」
陽太は変なところで感心していた。
こうして、みりに2人が未来人であることを証明することができた。
