リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜
「大月も来ればいいじゃーん!」
来ればいいじゃんって、私…そんなフットワーク軽く飲み会に参加できるほど私社交的じゃないし…また酔っ払ったりしたら怖いし…
「やっ、すいません、私は…」
大石主任に向けて、言葉を返そうとした。
「大月!」
だけどその時。私の声に、別の声が重なった。
この声って…。
思わずハッとなった私は、声の先に視線を向ける。
すると次の瞬間、部長と目が合ってしまった。
…やっぱり、部長の声だったようだ。
「はっ、はい!」
慌てて返事をすると、部長は分厚い書類を手にしながらそれを差し出すような素ぶりを見せてきた。
「えっ…と…どうしましたか?」
「他の連中はサッサと仕事切り上げて呑気に帰るらしいから」
部長はそう言うと、大石主任の方に視線を送る。
するとばつが悪そうに苦笑いを浮かべた大石主任はぺこっと頭を下げると的場くんに向けて声をかけた。
「ほら的場!時間ギリだし行くぞ!」
そして先にオフィスを出ていくと、的場くんも慌てた様子でつられたように出て行ってしまった。