リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜
目が合った瞬間、私は慌ててエレベーターから飛び出した。
6時に間に合った?怒られない?
若干ビビりながら顔を上げると、部長と再び目が合った。
すると部長は何も言わないまま私の姿を上から下までジッと見て。
「行くぞ」と、一言言うと歩き出していった。
行くってどこに?
慣れないヒールのせいで足元を気にしながらも、私は黙って部長のあとをついていく。
そして部長の足がようやく止まったので、私はやっと顔を上げて周りを見渡した。
「うわっ…すごっ…」
思わず小さく漏れ出た声。
華やかで煌びやかな光景に圧倒された私は、驚きながらもゆっくりと360度を見渡し終えた。
青山商事の入社式も華やかですごかったけど。
ファッション業界は、比じゃないくらいものすごいかもしれない。
一体この会場には、何人の人がいるんだろう。
あまりのスケールの大きさに、私はただただ圧倒されるしかなかった。