リベンジ!〜大変身は、恋の始まり⁉︎〜
そして……午前六時半を過ぎた頃。
ひとりで家を出た私は、まだひと気のない朝の道を足早に歩き出した。
見上げた空は、どんよりとした曇に覆われている。
今にも雨が降り出してきそうな、生憎の曇り空だ。
健太にキツく言い過ぎたせいなのか、思いのほかウォーキングの気分も上がらない。
親身になってプライベートまで私の力になろうとしてくれているのに……さすがにアレは言い過ぎちゃったかな……。
健太の顔を見るとイライラする、なんて。
別に…本心ではなかったのに。
「はぁっ……」
ため息をつきながら、私は俯いたままトボトボと歩いていた。
だけどその時。
背後から聞こえてきたコツコツ、という足音に、私は思わずうしろを振り返った。