たとえばアナタと恋をして
「ナイスキャーーーーッチ!」


頭の上から降り注ぐ声と共にふわ、と背中から抱え込まれる。


へ?と見上げるより早く、コーヒーカップを両手に持った陽菜乃が


「こらーっ!ストーカー!!」


……ん?


「なんすか、それ。ひでー。て言うか大丈夫ですか、夏生さん」


あぁ、なるほど。


声の主は祐太君で。



あたしを床から軽々と椅子に乗せてくれる。


「重いからいいよ!」


「俺アメフトやってたんで余裕ッス。夏生さん細っこいし」

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