たとえばアナタと恋をして
「て言うかー、マジで不法侵入じゃない?祐太君」


陽菜乃が笑いながら言う。


「いやー、晃先輩にこっち今日回るよう言われたんスけど、病院の方誰も居なくて……」


「昼休みだもん。チャイム鳴らしなよー」


「鳴らしたんスけど反応ないし、そしたらこっちから美味しそうな匂いが……」


鼻をひくひくとさせる。


やっぱり犬みたい。


「あ、これ?はいどうぞ」


陽菜乃がコーヒーカップを祐太君の近くに置く。


「いいんスか!」


何だか和んでしまう。


陽菜乃も自分でストーカー怖っっ!なーんて言ってたくせに、楽しそうにしている。
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