たとえばアナタと恋をして
「夏生をよろしく頼んだぞって」


「バカねー、それはここの病院のコピー機やらその他雑用を任せたぞってことでしょ」


「そーなんスかねぇ」


「大体何の権限があって晃があんたに夏生を託すのよ」


「いやー、俺が夏生さんに惚れたーって騒いでたから」


「いい加減学生気分抜いたらどーおー?」


陽菜乃が笑いつつも厳しい一言。



あたしは、二人の会話を聞きながら、何だか入れなくて。


祐太君も、晃と同じ。


軽くポンポンと、簡単に甘い台詞を口にする。


それに、どぎまぎしたりそわそわしたり……



あたし、もうチャラい男に振り回されるのはごめんだな。
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