浅葱色に射す一筋の泪




優輝菜「荷物用意しとけって言ったよな………」


陸「あの後すぐ寝ちゃって……」ニコッ!


優輝菜「可愛く言っても無駄だぁ!!」


優愛「明日からで良いよ。必要な物は東京で買っても良いし………」


土方「優輝菜?血管切れるぞ……。明日からちゃんとやれよ?陸………」


陸「はい」


優輝菜「土方さんに言われるとは思いませんでした。いつもいつも眉間に皺寄せて怒鳴り散らしてましたからね?」


土方「俺の周りには馬鹿ばっかなんでな……。神経擦り減らしてたんだ………」


総司「平隊士は脱走しますしね〜〜〜」


土方「お前ら幹部だよっっっ!!!」


総司「っっっ!!!私達ですかっ!」


土方「お前は直ぐどっか行っちまうし、優輝菜には手ぇ出すし…稽古でさえ本気のお前はどの辺が手がかからなそうに見える………」


陸「優輝さんに手ぇ出したんっすか…」


土方「目ぇ離すと直ぐ接吻しやがるし、寝込みを襲う奴だ………」


陸「…………………。意外…ですね…」


優愛「…………………。知らなかった」


優輝菜「大昔の話だから忘れろ……」


土方「忘れる訳ねぇ〜だろっっっ!!!」


総司「優衣が来る迄ね〜〜〜………」


優輝菜「優衣には感謝しても、しきれないね!」


総司「死んだ事を感謝しないでよ……」


土方「俺も助かったしな………」


優輝菜「接吻って言ってもサプリ飲ませてただし……」


陸「口移しだろ〜〜〜?」


土方「いっつもいっつも!!!」


優輝菜「興奮するな。血管切れるぞ」


愛優「優輝と父上が恋仲だったの?」


総司「そう」


土方・優輝菜「違うっっっ!!!」


愛優「父上の片思い………」


土方・優輝菜「そう」


総司「違うっっっ!!!」


優愛「完全に片思いだよね。総司くん」


総司「おかしいなぁ〜………」


優輝菜「お前がしつこいから距離おくと警告した時もあったよね〜〜〜……」


総司「覚えてない」


土方「都合の良い頭だな……」


優輝菜「めんどくせぇ………」


勇司「帰るよ〜〜〜!腹減った……」


優輝菜「あぁ。ごめんごめん。優愛。
また明日来るからね〜〜〜?」


優愛「うん。ありがとう」


総司「愛優をありがとう」


優愛「沢山手伝ってくれたし……、逆に助かった」


総司「そぅ?偉かったね…。愛優……」




ーーーーーーーーーーーー




翌日から優愛や陸斗の荷物を少しずつ運び、あっという間に出発10日前になった。


今日は軍法会議があるから陸海空軍の幹部は東京に来ていた


優愛は人力車で陸斗と東京に向かっていた


今日は陸も泊まりだから飲み会は暗黙の了解だ。 坂本と晋作は泊めてしまえば良い………。





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