浅葱色に射す一筋の泪





優輝菜「状況は私がいない時に、お父さんから聞いて………。 歳も………。

子供達はいつも通り生活して。

手術が成功しても一月は安静だから……みんな今まで通り協力して………」


勇司「分かった………」


土方「俺は10日後には帰んなきゃなんねぇ……。優輝菜は戦線離脱だ………」


勇司「父上と母上の布団……ずっと敷きっぱなしなんだ……」


土方「良い。明日干すから今日はこのまま寝る」


優衣「え?衛生的にどうなの?」


優輝菜「陣営のが酷い。歳も殆ど寝てないんだから寝なよ……」


土方「お前が上がる時に寝るから心配すんな」


優輝菜「優衣……、ご迷惑おかけしました。これからもおかけします」ぺこり


優衣「任せてっ!心配ご無用………」


勇司「俺はもう自分の事は自分で出来るわ!」


優輝菜「歳輝は?良い子にしてた?」


歳輝「幾つだと思ってんだ……。ご飯だけは姉上と優衣ちゃんがやってくれたけど、その代わり、お風呂は俺らが洗ったし、入れたんだ。洗濯も自分達でやってたし………」


土方「偉いな………。良くやった。
優衣、優愛、悪かったな」


優愛「問題なし!逆に楽してた」


優衣「一番の重労働のお風呂と誠をみてくれたから助かった!!!」


優輝菜「ふふ…。ありがとう。みんな」




ーーーーーーーーーーーー




手術当日………


優輝菜「お……お腹すいたぁ〜〜〜…」


土方「手術前は食うなって言われてんだろ?」


優輝菜「餓死する………」


土方「阿保か………」


優輝菜「歳ぃ!」


土方「飯はやらんっっっ!!!」


朝から優輝菜は空腹に耐えていた……


昨夜から土方と病院に泊まり、久々に穏やかな時間を過ごしていた


土方「お前が食えるまで俺も食わないで待っててやるから………」


優輝菜「お前が死ぬんだな………」


土方「死んでたまるかっっっ!!!」


優輝菜「下関条約はいつ結ばれるんだっけな……。みんな大丈夫かな………」


土方「まだ日本に帰って2日しか経ってねぇよ……」


優輝菜「……………………………。
みんなに会いたいなぁ〜〜〜……」


土方「……………………………。
落ちつかねぇよな………」


優輝菜「うん」


土方「何したい?」


優輝菜「ご飯食べたい」


土方「……………………………。」






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