浅葱色に射す一筋の泪




母「優輝も歳くん離れ出来ないからなぁ〜〜〜。歳くん死んじゃったら優輝、おかしくなっちゃうんじゃない?」クスクス


優輝菜の脈を測ったり、点滴の確認したり、テキパキ手を動かす母………。


土方「……………………………。」


母「二人でいつまでも幸せに暮らしましたとさ……。で、良いんじゃない?」


土方「仕事柄、そう優輝菜の側にいてやれねぇし……、苦労ばかりかけてる」


母「優輝菜は歳くんといられるだけで幸せなんだよ……。優輝菜にとって、歳くんと子供達は自分の命より大事なんだから………」


歳「だと良いんだが………」


母「優輝菜の財布の中に歳くんの写真入ってるの知ってる?」


土方「いや………」


母「凄くボロボロになってたからしょっ中見てるんだろうね………」


ハイッ!っと土方に渡したボロボロの写真は……数少ない笑顔の土方………。


母「手術室にまで持って来てたよ?」


土方「……………………………。
ふふ………」


写真を見ながらまた優輝菜の頭を撫でる土方………


母「優輝が起きた時に歳くんが疲れてたら優輝菜は不安になるから寝なさい!

眠れないなら薬あげるけど、どうする?」


土方「優輝菜が起きた時には起きていたいんだ……」


母「じゃあ……起きそうな時に起こしてあげる。 それで良い?」


土方「……………………。あぁ」


土方は隣のベッドに入った


土方「……………………………。
ありがとう………」


母「ふふ。どういたしまして!」


明け方まで眠った土方…………




ーーーーーーーーーーーー




優輝菜「ん…………………」


土方「お帰り」ニコッ!


優輝菜は土方を見てニッコリ笑った


優輝菜「た…だ…い…ま…」


土方「痛むか?」


コクンと頷く優輝菜


土方「2人で引退する……か?」


優輝菜はううんと首を振る


そして土方の手を探す


土方はそれに気付き、手を握る


優輝菜は安心してまた眠った






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