浅葱色に射す一筋の泪




数ヶ月後

原型のバイクの写真を見せながら、どう責任を取るのか問う日本政府。


アメリカはカメラの技術も進んでいる事にも驚愕した。 カラーで繊細だからだ。


優輝菜「賠償として……飛行機を100台をカメラ一台と交換しませんか?」


通訳を介しての会話………


アメリカ「……………………………。
Camera……………」


優輝菜「ダメなら窃盗の罪でライト兄弟と、盗み出した人を逮捕します」


アメリカ「っっっ!!!」


優輝菜「平和的解決しませんか?」


アメリカ「……………………………。」


優輝菜「期日は三日……。また此処で……」


優輝菜が退席しようとした際……


優衣「日本のお陰で……飛行機を開発出来たのにThank youもsorryも無しですか?」


アメリカ「……………………………」


優輝菜「優衣……行くよ………」



……………………………………




麻呂「大丈夫か?」


優輝菜「多分ね……。日本を敵に回すべきじゃないことは分かってくれてると思う……。後は……」


優衣「乗ってくるよ……。日本は戦闘機の開発を頑張って?」


優輝菜「戦闘機の開発にはうちの空軍連れてって………」


麻呂「分かった」


支那人捕縛の為にバイクの出動した時にバイクを見たアメリカのカメラマンが盗んだと分かった。 そして、軍服を着ていることから新撰組に的を絞り、その中でも垢抜けている隊士が五十人程いて、その中でも目立つ奴をターゲットにし、バイクの手入れをしてバイクを突き止め、鍵があることを知り、忍び込み、鍵と共に盗んだのだと言うことが分かった。


勿論、此方に非はない。賠償を飲まざるを得なくなったアメリカ。


100台の飛行機を送ることを約束させた。


日本は横浜に基地の開拓を始めた。


そして、空軍が出来たことにより、




日本は『大日本帝国』となった。





湘南連合の一味は、


改めて『湘南連合軍』と言う名を貰った


湘南連合五十人は全て空軍となり、隊士から五十人、奇兵隊から100人、総勢200人の湘南連合軍が出来た。


新撰組は、陸軍だから幹部は特攻隊としてバイクを50台を引き継いだ。

正確に言うと49台だが………。


優輝菜「私も空軍に行きたいのですが………」


幹部「ふざけんなっっっ!!!」


優輝菜「お願いします」土下座する優輝菜。


土方「何故だ……」


優輝菜「大日本帝国の為に………」


土方「お前は陸軍として大日本帝国を支えてるだろうがっっっ!!!」


優輝菜「これからの主流は空軍になります」


土方「頭を上げろっっっ!!!」


優輝菜は顔を上げた


土方「認めん。お前は陸軍、特攻隊だ」


優輝菜「私の代わりは幾らでもいる」


土方「家族を……捨てるのか?」




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