浅葱色に射す一筋の泪





お蕎麦を食べてからの〜〜〜。



甘味処………。




土方「あんだけ食って良く食えるな…」


総司・優輝菜「別腹です!!!」


平助「信じらんねぇ…。」


優輝菜「……だから平助は大きくなれないんだよ……」


平助「食ってるっっっ!!!」


新八「見てるだけで吐きそうだ」


優輝菜「美味しく頂いてるのに、そんな事を言うでないっっっ!!!」


新八「……………………………。
はい………」




ーーーーーーーーーーーー




翌日


「久しいな………」


優輝菜「晋作ーーーーーー!!!
坂本さんもご無沙汰しております……」


土方「久しいな……」


皆でワイワイと再会を懐かしむ


何年ぶりだろうか………


陸「遅いっすよーーーーーー!!!」


土方「陸……。お前は戦闘機で来てんだろうがぁ!!馬鹿者っっっ!!!
こっちは馬だ!馬!」


優輝菜「何時間かかった?」


陸「2時間弱」


優輝菜「いつ来たの?」


陸「今朝」


優輝菜「今日帰んの?」


陸「はい。優愛居るんで……」


舞鶴港でガヤガヤと話す面々……


優輝菜「そっか。
潮の匂い……最高!!!」


キラキラと輝く海を見ながら伸びをする優輝菜。


晋作「三笠から見ろよ。最高だぞ」


優輝菜「是非是非」


促され、甲板にやって来た。ど真ん中にデッカい大砲。


優輝菜「翔! 歳と写真撮って!!!」


まず写真撮影が始まった。


坂本「……………………………。
観光がかぇ………」


優輝菜「とんでもないっっっ!!!
視察です!!視察!!」


2時間かけて船内を案内され、また甲板に戻った。


優輝菜「陸……。戦闘機、甲板に乗せられる?」ボソ


陸「この距離じゃ全然無理」ボソ


優輝菜「まだ何も言ってないのに……」
ボソ


陸「ちゃんと考えてよ……」ボソ


優輝菜「船尾からは?」ボソ


陸「無理!」ボソ


優輝菜「やってみなけりゃ分からない」


陸「……………………………。
戦闘機一機作るのにどれだけの期間と費用がかかると思ってんの………」ボソ


優輝菜「じゃあさ……」


陸「ダメですっっっ!!!」


優輝菜「……………………………。」





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