月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】


何だか空気がおかしい。



もしかしてもう既に苺花まで対象にされているのかと疑ったが、空気はそわそわしている風におかしいのだ。




「涼音、あれ……」
 



苺花がそっと指を持ち上げ、校門の方を指さした。




「あ」



「あっ」
 


涼音がその存在に気づくのと同時に、相手も涼音に気づいた。



「涼音―っ!」
 


ぶんぶん手を振って笑顔全開な麗音だった。




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