月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】
「……なあ、涼音。
俺、友達ってよくわかんねえんだけど、こいつは捨てていいと思う?」
「大事にした方がいいと思う。でも殴って黙らせるくらいはしてもいいと思う」
「似た者友達だなお前ら! って涼音ちゃん結構キツめだね!」
「当たり前だ! 涼音はカッコいいんだからね!」
胸を張る苺花に、漣は何かわかった顔をする。
「苺花、それを大口で言わないで……」
「当然のことだもん!」
涼音が諌めても苺花は、そこは譲らなかった。