月下美人ー親友以上恋人未満は、運命じゃない二人ー【完】
「小学校の友達が、一人、いるの」
「学校に?」
「シカトする子たちの中に」
「………」
「理由がね、まー女子にありがちな色々が上手いこと組み合わさって、
結果私を排除するみたいな雰囲気になっちゃって。
……その中に、同じバスケ部に、同小の子が、……いる、んだ……」
「……うん」
「でも、嫌いになれないんだよねえ……。
苺花(まいか)のこと、いっそ大嫌いだって言えれば、私、麗音のとこに行くって言えるかもしれないのに」
「……来たくは、ないんだ?」