君は覚えていますか…?
そして
ピンポーン
あたしの家に遥が来た
ガチャ
「琴!」
「遥…」
遥をみると
涙がこぼれでた
「琴、どうしたの?」
「…。とりあえず入って」
「うん、お邪魔します」
そして
あたしの部屋にいった
「座って」
「うん」
「遥…あたし、、、」
「琴、ゆっくりでいいから話してみて?」
「あのね、昨日、あたしに連絡があって…」
「うん」
遥は、あたしが話しているのを
何も言わず、聞いてくれた
「そんなことが笹倉にあったなんて…琴、辛かったね。」
「うん、遥に話したくて…。あたしどうしたらいいかわかんないよ…」
「琴、よく話してくれたね。ありがとう」
「うん」
「琴、よく聞いて。」
「…」
「琴は、今の笹倉のこと嫌い?」
「違う、」
「じゃぁ、信じなきゃ。笹倉のこと琴が信じなきゃ」
「…」
「琴、大丈夫だから。信じていれば笹倉は大丈夫だから」
「うん」
遥に話してよかった。
あたしが陸空を信じなきゃ。
信じていれば大丈夫だねよ。
あたしがこんなんになってちゃ
ダメだよね。
辛いのはあたしより
陸空なのに。
遥に勇気をもらった
ほんとによかった。
遥、ありがとう