君は覚えていますか…?




遥と話をして

あたしは光を見つけた


陸空が目を覚ますまで…

あたしは陸空を信じ続ける!



陸空、

あたし待ってるから

陸空が目を覚ますの待ってるから

あたしは、もう大丈夫だよ

だから、あとは陸空を待つだけだからね






そして

あたしは毎日学校の帰りに

病院に行って

陸空のお見舞をしていた





*******




あの事故から

1ヶ月がたった




陸空は、まだ目をさましていない。



だけど

あたしは、諦めない

ずっと陸空が目ざめるの待ってる

だって、あたしは陸空が好きだから

陸空を信じてるから。








今日は、陸空のお見舞に遥と行っている



「陸空さぁ、どんな夢みてるんだろねー」

「笹倉のことだから、琴の夢みてんじゃない?」

「あはは!なにそれ(笑)」



……





ピクッ…






陸空の指が動いた。







「遥…今、今、陸空の指動いた…」

「嘘!先生呼ばなきゃ」





あたしは、先生を呼びに部屋から出た!





「あの!305号室の笹倉陸空が…!」

「どうしましたか?!」

「取り合えず、部屋に来てください」

「はい!」





ガラッ





そして、陸空のことを先生に報告した。








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