五つの顔を持つ私



「行くわよ」

「了解」

ガッシャーン

「だ、誰だ!?」

「我が名はサタン」

「我が名はルシファー」

「我々は依頼人の命に従い、お前達を始末しに来た」

「覚悟するがいい」

バン

ぎゃあ!?

グシュ

うおおおお!!

ザシュ

バタン

「今日はあっけなかったわね」

「…帰る」

「じゃあ、また明日の学校でね。黒木麗」

ッ!!

「…ここでその名を口にするな」

自分でも思いがけず低い獣の咆哮のような声がでた。

「分かってるわ」

用が済んだらくるりと踵を反し、歩き去る。

そして夜はふけていった。




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