五つの顔を持つ私



次の日。

キ~ンコ~ンカ~ンコ~ン

ガラッ

ふぅ~。ギリギリセーフ…。

「おはよう」

…は?

目を向けると龍神の皆さんが私の周りの席に座ってこっちを見てた。

「…」

「おいおい無視か?」

…幻覚?

だってどう見ても朝から爽やかに挨拶をするタイプには見えないもの。

私は無言を貫いて席につく。

「おはよう」

…幻覚じゃねぇ…。

「…お、おはようございます…?」

「なんで疑問形?」

話しかけんじゃねぇよ。

女子の視線がとんでもなく痛ぇンだよ。

視線で人一人殺せそうだよ。



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