五つの顔を持つ私




だって仕方ないじゃん、ねぇ?

他にどう言えっていうのよ。

みんなも呆気に取られてるし。

本人は全く気付いてないけど…。

「……よし!美麗くんは放課後残っててね」

薫はスルーすることに決めたようだ。

「…あ、ああ、」

そのときちょうど予鈴がなり、生徒達が騒ぎ始めた。

その鐘の音はなんか虚しく聞こえた。




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