五つの顔を持つ私





授業中。

ちょんちょん

「…ん?」

後ろの美麗が服の裾を引っ張った。

「…なに?」

「…俺、やっぱやだ」

「…美麗…」

「だって変な奴しかいない」

「大丈夫。普通の奴もいるから。それに私達の方がよっぽど変でしょ?」

「………」

「我慢して。その変わり、楽しいゲームを用意してるから」

「…なに?」

「それはあとのお楽しみ♪」

そう言って黒板の方に向き直った。

…機嫌が少しは直ったかな。

私が言うお楽しみのゲームって決まってるから。

けど、今回はちょ~と違うんだなこれが。

フフッ楽しみ~♪

きっと美麗も気に入ってくれると思うんだ☆



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