放送ゲーム
「なんだ?放送ゲームって…。」



紙を拾うと書いてある放送ゲームという文字。



「お、なにそれ?放送ゲーム?…………なんじゃそりゃ。」




「なんかここで拾った。」



「拾うなよ。てか、ここ破れてね?続きめっちゃ気になる」



俺が拾った紙は右下の方が少し破れていて、続きが読めなくなっていた。



「俺も。そういえば今何時だ?」



「んー。8時59分。」



「はぁ?!真顔で言ってる場合じゃねーよ。走るぞ!」



「あ、ちょ、待てよー!」



俺は拾った紙を無意識にポケットにいれて走った。



これから起こる恐怖なんて知らずに……


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