放送ゲーム
ガラッ



「「すみませーん。遅刻しましたー。」」



先生「まーた桜田と今村か!何回言えば遅刻をせずに学校へ来るんだ!ったく。早く席につけ!」



「「へーい。」」



皆「「wwwwwwwwwwwwwwwwww」」




俺は桜田京(サクラダケイ)と書いてある自分の席に座る。
あいつは後ろの席の今村秀太(イマムラ シュウタ)と書いてある席に座る。



俺らはこの緑林高校の2年生になってから、しょっちゅう遅刻をしていた。



何もする事のない時期。



きっと気が緩んでるのだろう。



特に趣味や特技もなく平凡な暮らしをしている。







ツンツン


京「……………………」


ツンツンツンツンツン



京「…だから秀太お前。シャーペンでつっつくの止めろっていつも言ってんだろーが。」



秀「ごめーんね。あのさ、さっきの放送ゲームの紙今持ってる?」



京「あー……。持ってるかも。」



ポケットからグシャグシャになった紙を秀太に渡す



秀「おう。サンキュー。」



と言ってなんかやり始めた。



京(どーせまたくだらないことだろう。ほっといておこう。)


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