メガネのヒメゴト
失うたび、小さな幸せだと気づく。


すべてあとで気づくのがオチだ。


なぜ、あのとき、気づかなかったんだろうと嘆いてしまう。


あなたのカラダはわたしのカラダになり、わたしのカラダはあなたのカラダだった。


もう、二つの個体として戻れない。


一つの個体としてずっと離れられないカンジがした。


離れれば離れるほど、ひとつになりたいという強い気持ちが備わっていったはずなのに。
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